リヒャルト・シュトラウス ホルン協奏曲第1番第3楽章
鈴木優さん、このとき高校3年生。オケは岩村力 指揮 群馬交響楽団です。
鈴木さんはその後、藝大に進学されたそうですが、当然と言えましょう。
喫驚(びっくり)しました。自分がホルン吹きじゃなくてよかった。
鈴木さんの現況はこちら。
ロシア人の11歳(Александр Труфанов君)もがんばってモーツァルトを吹いているけど、さすがに高音域は音程が下がる。がんばれ!Александр君。名前の通り、楽器もアレキなのか!?
小学生がサキソフォンでデュポアの作品を熱演しているのもすばらしい。自分がサックス吹きじゃなくてよかった。
しかし、「神童」は往々にして行く末伸び悩むことが多い。バイオリンの渡辺茂夫のような悲劇もあります。この皆さんにはぜひ大成してもらいたいですね。
なお、私、給食当番は大器最晩成型で、今はその才能の片鱗も見えていません。ご期待ください。
歌詞と歌
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